公務員の倫理基準は?

今日のニュースから

総務省は、特に危険な業務などに就く職員に対して支給される「特殊勤務手当」の中で、本来の趣旨にそぐわない手当の見直しを促すため、全国の都道府県と政令指定都市での、昨年度1年間の支給状況を初めて調査しました。その結果、全国の都道府県と政令指定都市で支給された特殊勤務手当は、あわせて3729種類、総額1207億円でした。このうち、▽給食の調理師に対する「調理手当」や▽戸籍の登録業務にあたる職員に対する「戸籍登録手当」、▽それに医師や大学の教授に対する「調査研究手当」など、その職員の本来の業務の給料に含まれていると見られるものが、210種類、あわせて152億円にのぼっていました。また、職員が実際に業務に就いた日数や件数に関係なく、毎月一定額が支給されている特殊勤務手当は、535種類、141億円でした。総務省では、こうした支給形態は望ましくないとして、改善を促していくことにしています。』

間違って支給した手当ては返金と思うのだが、改善命令でいいのだろうか。判断を下した人の責任問題はどうなるのだろう。倫理観の是正をはかれる方向での指導でなければいけないような気がする。